Three Months Journey.

アニメとか漫画とか小説とか、好きなものについて書きます

【非公式】『どうして私が美術科に⁉️』人気投票開催中です!

タイトルの通りです。

 

docs.google.com

 

こちらはもちろん公式と関係のない非公式のものとなっておりますが、現在沢山のアクセス、投票をいただいております。ありがとうございます!
ただ、まだまだ受け付けてます。まだの方は匿名で構いませんので是非どうびじゅの「好き」の気持ちを一票として投じていただければ幸いです。



さて、こうしてブログを書いているのもアンケートの宣伝の為だけではありません。
まずこの企画は後日【結果を編集部に送付する】ということを明示しています。
そのことに関してはある程度想像はしていましたが、疑問の声が上がっているのを見かけました。
ここから述べる意見はもちろん個人の考えであり、全ての方が納得いくものではないかもしれません。しかし、企画を立ち上げたその真意を語るのも僕の勤めだと思い、今回はこうして文章を用意させていただきました。

まず第一に【目的】を話していこうと思います。
このどうびじゅという漫画は、「愛された漫画」だと思っています。それはきっと僕の想像の上でだけで保たれるわけではなく、きっとこの作品に触れた多くの方にとってもそうであると思います。
事実としておそらく僕らの想像の届かない出来事の果てにこの作品は『打ち切り』という結末を迎えることになりました。
しかし、それを覆す、および糾弾することを目的としてこの人気投票が動き始めたわけではございません。これだけは、最初に主張させていただきたいと思います。
どうびじゅの連載終了の報せが世界に鳴り響いてから、僕は本当にいろんなことを考えました。自分にとって何ができるのか、それともなにもできないのか、はたまたするべきですらないのか。本当にいろんなことを考えました。その中で連載を終わらせた編集部へのある種の『報復』のような過激な感情が浮かばなかったわけではありません。今もまだそんなことを考えてしまう人もいるかもしれません。それ自体僕には責めることはできません。それはきっとこの作品が好きだからこそ生まれてしまった感情であると思います。しかし単行本やきららMAXを読み返す度に、やっぱりこの作品は何よりも愛されるべきだと、僕はそう思ったのです。

去年の冬コミで頒布された『どうして私が美術科に⁉️』の合同誌は、非常に多くの人の手に渡ることになりました。そこに基本的に同人ではまったくの無名の僕自身の力は含まれておらず、本当に僕含め、どうびじゅという作品を中心に本当にいろんな人が集まってその中心で美しい花火が花開くような、そんな奇跡が起きただけだけだと思っています。

この人気投票は数の暴力でも、ましてや誰かを非難するための弾丸でもありません。少しだけ大げさで、でも暖かいファンレターになればいいと思って立ち上げました。
人気であることを世界に知らしめるよりも、打ち切りの悲しみを嘆くよりも、それよりもまずどうびじゅの『好き』を集めて、それ自体が先生への恩返しになればいいと思い、そのような考えで何ヶ月も迷いながら考えながら、そうして決意し、企画するにいたりました。

雑誌のアンケートを送るのは、結構ハードルの高いことかもしれません。そしてファンレターを送るのはもっと勇気のいることかもしれません。
きっと送れる人は簡単に送れるし、そもそもそんな必要性を感じない人もいると思います。でも、何かを伝えたくても全員が行動に移せるわけではないし、時間も限られています。
でもこのようなプラットホームを立ち上げることによって、気軽に自分の『好き』を形にできる人も、きっといると思います。
実際、すでにいただいている人気投票ではみなさん投票するだけではなく、多くのコメントを寄せてくれています。人によってはツイッターの投稿限界文字数をはるかに超える長文を送ってくれる方もいて原稿用紙が何枚も埋まってしまうほどの熱量がもうすでに集まっています。
勿論この企画に参加せず、自分は自分の手で書いた文字で気持ちを伝える、というのも素晴らしいことだとおもいます。
言ってしまえば僕という個人は編集部となんの関係もないただのオタクです。ただ合同誌の主催だからある程度の認知があるから広告塔となっているだけです。非公式で信用なんて正直ありません。無理もないです。
なので企画者である僕も、みなさんと同じようにただ純粋に人気投票に投票をして、そしてコメントを残しています。あくまで僕は書類にまとめたそれを郵送するための切手代を払うだけの、それだけのための存在です。
あくまでみなさんと立場は同じです。好きを伝えたいけど燻っていただけのオタクです。

これが、この企画を立ち上げた【目的】となります。
どうか、より多くの人が人気投票に参加してより有意義なものになることを願っています。




長々と感情の込めた話をしてきましたが、ここからは少し冷静になって現実の話をしていこうと思います。


基本時に公式が行う人気投票は「お金」をかけて「宣伝」の一部として行われるものです。そしてこの世に存在する漫画の多くはそんなものは行われません
人気投票を行うということは余裕があるということでもあり、投票フォームを作る人も、それを集計しまとめる人も、その結果を載せるページも確保しなくてはいけません。
でも非公式であればそんなものは必要ありません。いや、実際は僕が色々してるからあれなんですけど、趣味としてやってるだけなので……。
もちろんこの企画によってまだどうびじゅを知らない人に作品が認知される可能性もありますし、目的がそれではないにしろ、新しい縁が生まれるきっかけになればそれはそれで幸福なことだと思います。
作家にとって、そんな行われるはずのなかった人気投票が行われ、票が集まるということは、もしかしたら作品を生み出してくれた作者への小さな小さな、そして微かな恩返しの一つになりうるのではないでしょうか。勿論、そうならない可能性もありますが。

そして、この投票企画自体が、公式に損害を与えるかもしれないという危機感を抱く方がいるのも承知しております。
上記で語っているこの企画の意義は言ってしまえば僕個人の考えです。少なくとも僕自身はきっと間違っていないと思って行動をしています。しかし自分が正しいと思う時、他方からは間違っていると思われているのは人間なので当たり前のことです。
ファンはあくまでファンであり、作家は雲の上の神様のように、手の届くことがない存在です。少なくとも僕はそう考えています。
そんな下々のファンの悪気のない、正義だとすら思っている行動一つで、作家や公式ににとって予期しない不幸が訪れる光景を、僕たちは幾度となくSNSなどで目撃してきたと思います。
なので投票ページにはそのリスクヘッジとして『先生』ではなく『編集部』に送付すると強調して書いています。
勿論、個人のファンレターも少なくとも編集部を経由して届いていると思いますが、この人気投票はその特異的な性質により慎重にならざるを得ません。
なので編集部の判断によって、この投票の情報が先生に届かない可能性がないわけではありません。全て編集部の判断に委ねる形になります。
もしそうなったらごめんなさい。どうかご了承ください。そうなった場合もいただいたコメントはネット上の特設ページやどうびじゅ合同2で精一杯使わせていただきます。
とはいっても簡単に返事が来るものでもないのですが(余談ですがファン有志が主催する漫画や小説のキャラクター人気投票はそれなりに色々な場所で行われていて編集部に結果を送った際、作者がブログで結果を取り上げてくれたこともあるそうです)。


最後になりますが多くの票が集まるほど、人気投票は精度と熱が上がっていいきます。もしよろしければ、まだ投票していない方も是非ご協力をお願いします。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

どうびじゅ合同第二弾も参加者募集してます。何卒よろしくお願いします。